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リコリスと日々

日記用ブログです。ネタバレなどは発売日から解禁中。

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エクシリア感想

エクシリア、とりあえずジュード編クリアしました。
アマゾンのレビュー見てるとシナリオが~って苦言が多いのですが、確かに思うところはいっぱいあるよね……。
てことでエクシリア総括感想。
悪いところも言ってるのでご注意を。
あと、もしかしたらミラ編やればわかるよ!ってこともあるかもしれませんが、そこはまだやってないってことでお許しください。
やって理解したらまたコメントします。

※長いです

■ちょっともだもだする点

・アルヴィンの扱い方
キャラ造形は置いといて、何で裏切ったのかとか何でこっちについたのかとかあんまりはっきりしなくて「お前は何ぬけぬけと戻ってきてるんだw」が多かったです。
最初にミラ達を裏切る⇒アルクノアのため=エレンピオスに帰るため、というのはいいんですが。
そのあとのアルクノアを裏切ってミラ達についたのは「何で?」って感じ。
もしそれが、ジュードやミラを今度こそ本当に信じているから、とかだったら、そういう決意の部分を書いてあった方がいいと思うし、それならミュゼとの取引展開いらないです。
逆にジランドを討ちたいから、だったら、そこらへんの関係(何でそう思うのかとか)をシナリオでやって欲しいところ。
実際はどっちだったんだろうなーどっちでもなかったのかなー。
本当は後者だった(自分が捨て駒扱いと気付いたからかもしれん)んだけど、前者も少しはあって、でもエレンピオスには帰りたいから、ミラ達かアルクノアか~で選べなくて、判断をずるずる先延ばしにしていった結果ミュゼの取引に縺れ込んでしまったのかもしれない。
つまり中身は子どもだという話。

・ジュードとレイア
ぶっちゃけジュードのレイアの扱い方酷くないか?と時々思いました。
幼馴染だからいるのが当たり前すぎて、逆に軽んじてる感があるような……。
馬鹿にしてるとかではなくて、何だろう、レイアの存在についてちゃんと考えてないようなところがあるって感じです。
特にアルヴィンから逃げる時!
自分はミラを喪って、生きる気力もないかもしれないけど、自分が逃げなきゃあれはレイアも死ぬじゃん!
自分は死んでもいいのかもしれんが、だったら置いて行けとかなんか言おうよ!
途中でレイア対アルヴィンになってる辺りで、レイアの命の危機に気付こうよ!
そこがすっごくもやっとしました。

・アルヴィンを倒したあと
ミラからもらった命だから~ってジュードが言うけど、それついさっきレイアが言ったじゃん……。
小屋でも似たようなこと言ってたじゃん……。
ミラからもらった命だから僕は生きる、ならまだしも、(アルヴィンの命も)ミラからもらった命なんだから死ぬとかいうな、っていうのは何かなあ……。
もう少し、レイアからの言葉を消化して、彼自身の生き方や行動に反映されてから↑の台詞を言って欲しかったと思う。
あの流れだとすっごく薄っぺらい。

・レイアとエリーゼの件
エリーゼがティポを介して「レイア足手まといなんだけど」(※要約)って言っちゃうあれ、傷ついてないと思うのは流石に不自然じゃ……?
相手を傷つけたことに気付いていて、でも自分がへこんでいるからそれに構っている余裕がなくて、ローエンに言われてちゃんと(傷つけた事実に)向きあわなきゃ、っていうのならいいんですが。
それならそれで、「え? レイア傷ついてたの?!」みたいな台詞回しじゃなく、もっと違うのがいいと思うんですがね。
もし苛立って誰かを傷つけてでもそれに気付いていないっていうのがやりたいなら、足手まとい~とかじゃなくて、ほっといてくれとかそんな感じでいいんじゃないかな?
それでも十分レイアは傷つくと思うので……。

書いてたらレイアの話ばっかりになってしまった(笑)
基本的に彼女は掘り下げの足りないキャラクターだったと思います。
可愛いしいい子なんだけど!
ただ何で頑張り屋になったのかとか全然語られてないよ!
本編でそういうのやろうよ!

・ティポの発言とエリーゼのリアクション
ティポはエリーゼの思っていることを飛躍させて喋っちゃうみたいなんですが、それなら「そんなこと思ってません!」な内容になってるんじゃないの?と思う。
なのにエリーゼが一切否定しないってどういうことなんだろう……。
例えば↑のレイアに対する発言だって、足手まといとまでは思ってなかったなら否定すればいいのに……。
本来は「ちょっとおせっかいで頼りないなー」程度の気持ちだったようですが、私だったらこれをあんなに攻撃的な言葉にされたら反論するよ……。
そこまで思ってないわって……。
どうなんでしょうね、エリーゼ的には。

・何故四象刃は死ななければいけなかったのか
もだもだするっていうか、個人的に何でだよおおおって言いたかっただけ。

何で最近のテイルズシリーズは敵対するキャラはとりあえず死ぬんだよ……。
シナリオ展開的にジャオは違和感ないっていうか理由や背景がちゃんとしてるかなーと思ったんだけど(まあ生きてエリーゼを助けてあげてもいいんじゃねとは思うけど)。
あとフラグ立てまくりなウィンガルは一番納得だけど。いやお前まだ生きるべきだろ!とは思うけど!
ただ何でアグリアとプレザが死ぬのかわからん……。
少なくとも崖崩れで唐突に死ぬのは何故だ……。
死んじゃうにしてももっと自然な流れあったように思うんだけど。
ていうかアグリア、自分たちの命は陛下のもの!勝手に死ぬとか何なの馬鹿なの爆発するの?!って言ってた割には自分で死んじゃったなあ……。
ここよく理解できないけどどういうことなんだろう。
陛下のため<自分の生き方 なんだろうか。わからん。

・イバルの処遇
キャラはいい感じに空回りしてる感があって、年齢相応な感じがしてその辺は好きです。
空回ってるからこそ伸びしろがあるっていうか。
だからこそ、結局成長したんだかしないんだかで終わってしまったのがもったいないな。
そしてそれ以上に、クルスニクの槍の起動に関して何も言われてない且つ本人が気にしてないのがこちらとしてはものすごく気になる。
きつい言い方だけど、エレンピオスからの進軍って槍を起動しなかったら起こらなかったんじゃとも思える。(ただ時期が遅くなるだけだったかもしれないけど、少なくともあの場では)
だからあの戦いの責任は、利用されていたとはいえイバルに一切ないとは言えないと思うのです。彼だけの責任でもないけれどね。
本人が自分の引き起こした結果に微塵も罪悪感を感じないっていうのは不自然だし、どこか不愉快でもあるような気さえしてきます。
流石にこれは反省するだろ!って思ったんだけどな……。
あれで気付けないってどんだけだよ……。
イバルが成長すべきタイミングは、ジュードに負けたときじゃなくて、あの戦いのときだったんじゃないかと思うのですが……。
その上で対アルクノアの時に助けに来たら超かっこよかったと思う。
有能ではあるんだし、ただミラしか見てなくて暴走してただけなんで、そこを正した上で戻ってきてくれたらすごく良い味方になれたと思うんだよね……。
その辺投げっぱなしだったのがもったいないなあ……。
イバルだけじゃないのですが、エクシリアはキャラが成長の途中で舞台を去ってしまうのが多かったような印象があって、そこがもやもやします。
イスラを救えなかったのと、アグリアを救えないのは、世界には理不尽があるよってこととか、頑張っても救えないものってあるんだよ的なものを示す出来事としては納得できるような気がしないでもないですが。
うーんでも娯楽なんだからもう少し後味の良いゲームでも良かったかな!

・エレンピオスに辿り着いてからラストまでの流れ
ツイッターにものすごく書いていたのですが(フォロワーさんごめんなさい)、とにかく主人公側とラスボス側の言い分にどっちも共感できなくて、シナリオ戻りたくないとすら思ってしまった。
まず主人公側は、両世界のためになりそうな方法が見つかったのはいいと思うんだけど、現実的な部分に対して何もしてないので、急な変化で大丈夫か?いや大丈夫じゃない問題だ。になってた気がする。
ただ思い返してみると他のシリーズもそんな感じだった気がするので、この辺は私が気にするようになっただけかもしれません。
あと精霊とマナの関係がよくわかってないのですが、エレンピオスは余剰なマナがなくなったから、精霊の持つマナを絞りとってジンを動かすことで、結果的に精霊を殺していた、って解釈でいいのだろうか。
この解釈だとマナ(エネルギー)を供給すれば、一時的に旧エレンピオスにおける精霊の死滅は止められると思うんだけど、それにしても周囲への認知が低すぎて、急にオリジンにするっていっても大丈夫か?って感じ。
まあ、異界炉計画が発動しちゃった以上はその辺は仕方ないのかもしれないね……。

一方でガイアスの言い分もわかるようでわからん。
ジンを使わないようにさせるっていうのはいいし、一国の王として、侵攻してきたエレンピオスが許せないってのも感情としてはわからなくないです。
が、手段が現実的じゃないというか、具体性が伝わってこないんだけども……。
ジュードたちがいったように、ジンを中心に発展した世界は急には変われない。時間をかけて代替案にすげかえていくしかない。
だからジンの殲滅って非現実的だと思う……。
仮に全部なくしたとして、それからどうするんだよって話。
案はあるんだろうけど、一気になくなったらエレンピオスの人困るじゃんね……。
彼はどんな人間も自分が導くっていうけど、それは理想としては高尚だけどそれだけじゃただの理想じゃないのかな。
自国民に対しては政策等で理想を体現できたけど、今回のはプレイヤーに伝わってこないんだよおおおお!!
これ他キャラにも言えるんだけど、お願いだ伝えてくれ!世の中には言葉にしないとわからないことってあると思うんだよ!!!

とにかくそんな感じでどっちももやもやしてる感じ。

あとガイアスがオリジンはだめだっていう意味がわからん。
改良の余地がある且つ暴走の危険があるのはわかるけど、可能性がないわけじゃないし、寧ろそれならあなたの代替案あるいはオリジンを使わずエレンピオスを支える手段を教えてくれよっていう話。

すごくクレームばっかり書いてしまったけどゲームとしては嫌いではない。

普通だったらキャラクターそのものを責めればいいようなところを煮え切らない書き方しかできなくて結局クレームみたいになっちゃってごめんなさい。
ただ嫌いじゃないところがあるだけに、嫌いなものって極力作りたくない。
あと、どうしてもキャラクターを一つの人格として見られないというか、いや一人格ではあるんだけど、自立性がないっていうのかな?
例えば、アルヴィンにお前その行動どうにかしろよって言ったところで、「アルヴィン」ってキャラは作中で与えられた思考しかできないし決められた分しか成長できないし、寧ろ一人格として捉えるなら「お前は俺に何を期待してるんだ」って言われそう。
要するにキャラそのものを嫌ったところで何も変わらないわけです、と思ってしまいます。
寧ろ、キャラそのものの欠点とかは、それを作り出した側だけが直せることだとどっかで感じているので、つい制作側への意見になっちゃってるというのが大きいと思います。

かといってクリエイターさんが嫌いなわけでもないんだけどね。
もっとこうできたんじゃないかなーと思わずには居られなかったのであれこれ書いてしまいましたが、プレイヤーだからこそ好き勝手言えてる部分は多分にあると思います。
実際作ってみたら、それは難しいんだよ!っていうのもあるだろうし、プレイヤーだからこそ見えたことってあると思う。
好きなところもあるだけに、何だかなーってところが残念でした。
だから、プレイヤーだからこその我儘と、もっと良いものが作れることへの期待からのコメントだと解釈してもらえれば嬉しいかな……。

色々書いちゃいましたが、いいところもありましたよ。
値段分は楽しませてもらったと思います。まあ値引きされてる新品買ったので、定価だったらどう言ってたかわからないですが……。
本体も買ってプレイしたけど、別に後悔も何もしてない。

とりあえず自分が何をしたいのかを問いかける自己分析ゲームだったような気がします。
あと女の子が可愛い。

■良かったところ

・戦闘がやりやすい
ぶっちゃけ私がゲームで重視してるのはこの辺(あと女の子が可愛い)。
ACとTPシステム両方あったのはよかったなー。これまでのACシステムのみのタイトルでマップで回復使えないの辛かったので。

・クイックセーブと地図で移動するシステム
何処でもセーブできるのすごく助かりました。結構色々なことの合間にゲームとか、寝る前にとかが多かったので。
あと時間があまりないので、街から街への移動が地図で街を選ぶだけになったのは、戻る手間が省けて良かったです。
ひたすら歩くだけなのって辛いんだよね、急いでいるときとか。
グレイセスはダンジョンの奥から戻ってくるのが面倒くさかった記憶があります。
あと前の街でやり忘れたイベントとかこなすのが楽になって良かった。

・女の子が可愛い
・お姉さんが綺麗

エリーゼまじ天使。
レイア可愛い。
ミラ様まじ女神。
アグリアちゃん頭なでてお菓子あげたい。
プレザさんとお茶行きたい。
ミュゼと一緒にどっか行きたい。
カーラさんの授業受けたい。

結論:女性陣可愛いor美人

・ウィンガルが割と好きです
阿呆の子じゃないけど珍しく好き。
もだもだ葛藤してそうな過去とかその辺考えると、なんていうかこう……幸せになれよって思う。

・ロンダウ語が好きです
架空言語だろうが知らない言語を読むのは好きなので。
ベースがメルニクス語なので、メルニクス語の文法は英語というのを踏まえると、決して読めない言語じゃないし。
メルニクス語の対応表があれば読めるので解読頑張ってた時もありました。
ていうか英語がベースなので要するに文法的にはゲルマン語系なのでつまりドイツ語萌えに通じる何かがry

結論:言語が好きです

・メルニクス語と言えば
文法が同じで発音・表記がちょっと違うってことは、ロンダウ語とメルニクス語ってチェコ語とスロバキア語の関係に近いのかなと思った。
言葉としては違うけどすごく近い関係なので、お互いにお互いの言語喋ってても意志疎通できるって関係です。
シリーズは違うけど、それぞれメルニクス語とロンダウ語で喋って会話成立してるメルディとウィンガルを想像したら何か可愛かった。

おまけ:カン・バルクでウィンガル&プレザと闘うとアイテムとしてマントが盗めるんだけどこれ防寒具だよね……プレザさんもらっちゃってどうもすいませんでした……。

キャラは色々言ったけど何だかんだで好きだよ!
ゲーム性は結構良かったです。戦闘やりづらいと本当に進めるのつらいので……。

■その他感想

・敵の秘奥義がダメージ低い件
攻撃当った後、パーティキャラが何事もなかったかの様に立ち上がるので、一緒に見てた親に、
「今のなにwwwかっこいいけど痛くないwww」
って笑われたじゃないですか。
物理ダメージよりもメンタルダメージじゃないかなって私も思い始めたじゃないですか……。
「何あれいたたまれない」的な……。
まあこちらもうまく当てられないとすっごく恥ずかしいんですけどね!

・ボスキャラ強さまとめ
登場キャラと闘う時だけ。
ガイアス>アグリア>イバル>ジャオ≧プレザ>ウィンガル
おかんに「ウィンガル一番強そうなのに……(´・ω・´)」って言われちゃったぞ。

・仮令ボスとして弱かろうが
ウィンガルは好きだよ。
そういえば戦闘でバイバって言ってくれるらしいんだけど聞いたことないや。
あと何でアホ毛あるん?

・アグリア
ペットの鳥には笑顔らしいのですが、それを想像すると可愛くってたまらんね。
寧ろその笑顔が見られなくなったのが淋しいんだぜ……。
シナリオで見たかったなあ……。

後半ただキャラ可愛いよキャラになってしまったのですがそんな感じです。
 

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