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リコリスと日々

日記用ブログです。ネタバレなどは発売日から解禁中。

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パラレルあとがき+α

pixivで連載していたパラレル、やっと完結しました。
半年くらい書いていて、書いている途中でアニメ放送も終了しましたが、最後まで読んで下さった方に感謝です。
部分的でも読んで下さった方にも、同じくらい感謝です。

さて、こんなに長い連載を完結させたのはある意味初めて(短編連作に一応の決着をつけたことくらいしかない)なので、調子にのって長いあとがきと、勝手なイメージ紹介や没ネタの話などをします。

自己満足だから見たい人だけどうぞ!長いよ!

なお、カップリング話やイメージ曲などの話がありますのでご注意を!
○○の曲をイメージに書くとか嫌だ!というのがある方は見ない方がいいです。

9/18 追記しました。

◆あとがき

そもそも最初は「龍之介が殺人鬼じゃなくて普通の大学生でうっかり旦那召喚しちゃうとかそういう世界があっても面白いよね~」くらいの軽い気持ちでした。
それが(昔もブログに書きましたが)最終決戦前の雰囲気って二次元限定で何かいいよね、というのが混ざったりして、最終的に無駄に壮大なパラレルに(笑)

基本的に願望を詰め込んでいるので、桜ちゃんは遠坂に帰るし、雁夜おじさんは時臣師と和解するし、アーチャー陣営も相応に和解してるし、ていうかジャンヌいるし、切嗣とアルトリアが最後会話するし、などなどフリーダム極まりない改竄が入っています。
その勝手さにも関わらず読んでいただいた方には本当に感謝。

いつか作品で書けたらと思いますが、槍陣営の和解にも一応背景っぽいこじつけはあります。
ディルムッドとケイネスの和解については本編の通り。
ソラウとケイネスが仲良しなのは、色々あってケイネス(アーチボルト家)がソラウ(ソフィアリ家)を捨てた方が名誉的にいいんじゃね、な状況に追い込まれた時、ケイネスがソラウを捨てないでそれどころか危機を乗り越えたんだよ的なエピソードの結果です。
捨てればいいのに!ってわあわあ言ってたソラウに、好きな子捨てるわけないじゃんー!と遂にぶっちゃけるケイネス。こういうのが見たかったんです。

そして終わってみれば、全陣営の筈がキャスター陣営多すぎて吹いた^^^^
他陣営ファンの方すみません中の人があれなので
キャラも登場回数にばらつきが出てしまったのが心残りです。
他陣営も勿論好きですよ!!
あとカップリングものとして書いたつもりはないのですが、デフォルトでそういう風に見えなくもない気がして苦手な方には申し訳ないです。
もしそう見えたら、お好きに解釈して下さいませ。

好き勝手やってきたパラレルですが読んで下さった方には本当に感謝です、感謝してもしきれません。
捏造ばかりではありますが、何かあなたの理想と合致するものがあれば幸いです。
また長いあとがき&語りをここまで読んで下さってありがとうございました。
初めての連載だったので完結できるのか不安で、結局半年もかかってしまいましたが、無事終わらせることができてよかったです。
多くの方にブクマや評価いただいたり、閲覧者数見たりして、こんなにたくさんの方に読んでいただけた、気に入っていただけたのだと思って嬉しかったです!
本当にありがとうございました!

以下、作品のタイトルの話とかイメージの話です。
最後に没ネタの話ですが、ここはちょっとカプ話出るのでご注意ください。


◆タイトルの意味・由来あれこれ

・マルガレーテの糸車
タイトルはファウストから。
別にドイツイメージってわけでもないけど、一章だし運命のスタート的な?運命といえば糸車?そういえばファウストにそんなモチーフがタイトルへ。
ファウストに出てくるマルガレーテ(グレートヒェン)が糸を紡いでいるシーンがあるのですが、この糸車が運命のモチーフだと聞いたので。
そんな具合に成り行きで決まったタイトルですが、これをきっかけに以下基本ファウスト縛りです。

・円卓会議と七人のサーヴァント
円卓という言葉を使いたかったのでこのタイトルに。
円卓の騎士のようなイメージでした。
円卓の騎士本人いるんだけども(笑)

・深海魚は今、朝焼けの中で呼吸した
深海魚は本音が言えなかった時臣師のイメージ。
迷い=夜が明けてやっと自由に息ができるようになった、そんな意味です。
時臣師がちょっとは感情を表に出してたら英雄王との関係も変わったのかなというIF。

・ワルプルギスの夢を見よ
ドイツ語読みで「ヴァルプルギス」にしようかと思ったんですが、表記固い!(笑)と思ったのでワルプルギスで。
元ネタはワルプルギスの夜です。
某魔法少女のあれではないですよ。
ワルプルギスの夜には魔女の祭りが開かれるという話もあるので、異常な夜のモチーフとして引っ張ってきました。
また五月の到来を祝う祭りでもあるので、五月=温かく明るい季節として、明るい季節の到来を祝う夢を見る=明るい未来を夢見る、のような意味合いもこっそりと。
深読みですけどね^^

・サンクチュアリの十字に祈れ
ワルプルギスの方ではキャスター陣営は戦闘後を書いていたので、出陣前も書こうぜって思って別枠でやりました。
本当は両方ワルプルギスに入れるつもりだったんですが、構成上どうなんって思って分割に。
あとこのパラレルの一部として「ブラッディマリーにキスをしろ」って題の話書こうと思ったんですが、別に無理にこれでやらんでもって思って没になりました。
中身もそんな決まってなかったです。・

・l'heroine et l'heros
これは全く計画になかったです^^
サンクチュアリ~を書いていたら「これ旦那視点の話入れないと何かよくわからん」と思ったので補足的に増えました。
私なりの旦那の解釈でもある話。
多分、ジャンヌと龍之介とどっちが大事とかそういうんじゃないんだろうな~って原作、取り分けアニメ見てると思います。
原作やアニメでは龍之介はただの殺人鬼なので、英雄として認めてるとかそんなんじゃないですけど、自分に新しい啓示を与えたって点で認めているというかやっと意識したというかそんなんな気がします。
それ以前は、ジャンヌとその他の人間って分類だったのが、ジャンヌと龍之介とその他に進化したよ!って解釈ですね。

・アストレイアと旗持ちの乙女
番外編だし語呂がまあいいし、ドイツ縛りじゃなくていいか~と思ってここで突然のアストレイア。正義の女神の名前です。
イメージとしては(子どもなりの)正義感を持つ姉妹=アストレイア、旗持ちの乙女=ジャンヌ、です。
ジャンヌは史実だと旗持ち好んだというので。

・リス・ブランの聖女
初めは「聖女ヴァルプルガの夢」ってタイトルでした。
ヴァルプルガはワルプルギスの夜の元になった聖女の名前です。
でもメインはジャンヌだし、ジャンヌ自身も聖女だし、別の聖女の名前を出さなくてもなあ~と思って、まんまジャンヌ!なタイトルにしました。
だったらラ・ピュセルでいいじゃんって感じだけどね。それだとまんますぎるかなあと。
リス・ブランはキャプションにも書いていますがフランス語で白百合という意味です。
ジャンヌと言えばやっぱりフランスなので、フランス国家の百合のイメージをタイトルに。
あと白百合って純潔の象徴だしね。

・Verweile doch! Du bist so schoen.
和訳は「時よ止まれ汝は美しい」です。
元はファウストの一節で、タイトルはその引用です。

◆音楽のイメージ
イメージ曲があるものは載せていきます。
()は歌手、ボカロ曲の場合は楽曲制作者の名前(全て敬称略)です。

・円卓会議と七人のサーヴァント:茶番カプリシオ(mothy)
物語性のある曲ですが、歌詞に沿って書いているのではなく会議っぽさのイメージです。
それぞれが発言しあってるバタバタ感とかを何となくイメージして。

・サンクチュアリの十字に祈れ:イカサマライフゲイム(kemu)
物語性のある曲なので、まるまるこれがイメージというわけではないですが、どうしようもない未来の前でただ祈れ、って空気をタイトルに盛り込みました。
が、あんまり中身には関係ないよね。
戦いに赴く前に、もうできることは頑張ることしかないからあとは神頼み!的なあれですかね。

・最終決戦(ワルプルギス~、リス・ブラン~、Verweile~)
一部陣営のみですが陣営によってはイメージ曲があったので載せてみます。

○ライダー陣営:人生リセットボタン(アレンジ)(曲:kemu/アレンジ:suzumu)
歌詞は全くこの話のイメージとは違うのですが、アレンジのかっこいい曲調が決戦直前の盛り上がりを思わせたのでBGMにしていました。

○バーサーカー陣営:蟲と桜、嘘とコンクリート(otetsu)
タイトルがそれっぽいのもなくはないですすみません。
これも歌詞の内容以上に曲調によるところが大きいかも。
歌詞も部分的にはイメージ重ねている所がありますが、大分曲解です。

○セイバー陣営:終端の王と異世界の騎士(Sound Horizon)/満天(Kalafina)
終端の王~は取り分け「争いの調べで躍る円卓の≪円舞曲≫」がイメージです。
円卓といえばアーサー王!というのもありますが、円卓を囲んだ魔術師たちと英霊たちが戦う話でもあったので。
満天は最後の一連「静かに瞬く星たちの祈りの空 貴方の叫びでこの夢が終わるまで」このあたりの終わりっぽさをイメージしています。
終端の王~はどちらかといえば作中で書いていない戦闘シーン(切嗣が探し物を見つけるまで)のイメージで、満天の方が書いてある部分のイメージとしては強いです。

○キャスター陣営:快楽と葬儀、満たされないディナー(otetsu)
作中で書いてはいないのですが戦闘シーンのイメージはこの曲で。
戦闘っぽい曲というよりも、原作のキャスター陣営っぽいと勝手に思っている曲です。
テンポの早いサビと、理性よりも本能を感じさせる歌詞だったのでイメージBGMでした。

○ルーラー陣営:ラ・ピュセル(Dios/シグナルP)
ルーラー陣営って響きいいですね!新鮮!
ジャンヌ関係のBGMは全部「ラ・ピュセル」でした。
モチーフがジャンヌの曲ですし。
この曲の1429の仏語読みがすごく好き。
あと「恩寵の日を永久に語り継ぐ」って所。

・Verweile doch!Du bist so schoen. :光の旋律(Kalafina)
全体ではなく、後半(pixivでの最終ページ、決着つけて帰還するところ)のイメージ曲です。
この曲の中でも特に1番のサビのような、「前向きなお別れ」の雰囲気をイメージしています。
「空の音響け、高く 哀しみを越えて」とか「涙さえ君をここに 留めておけない」、それから最後から二節目の「優しさも夢も ここに留めておけない」、最後の「かなわないと思うから いっそ高らかな声で」辺りの雰囲気を想定しています。

・世界は少しだけ優しい:光の旋律(Kalafina)/to the biginning(Kalafina)
と同曲ですが、こちらのイメージは穏やかさ。
なので1番のサビ前までの、明るくて前向きな雰囲気や二番のイメージでした。
また最後の1ページのまとめ部分のイメージは、OPでもあったto the biginning。
新しい始まりへ向かう感じで、そして始まりへ向かいつつ終わる感じです。

◆その他

本当は決着~サーヴァント消滅までもエピソードいれようかなと思ったんですがさらに長くなっていつ終わるのってなりそうだったので省略。
キャスター陣営だけかなり具体的に浮かんでいたので番外編にしようかと思ったんですが、長くなる+なにこれカップリング?と思ったので没に。
普段はカップリングものも書いたり読んだりしますが、このパラレルでははっきりとしたカップリング話を書くつもりはなかったので。
といっても元が残念だから滲みだしてるんですけども!
「俺と旦那の可哀想な一週間」ってタイトルで考えてまして、龍之介と旦那が毎日どうでもいいことをして日常を謳歌したあとにお別れする話でした。
休日に龍之介の母校に侵入して青春ごっことか、平日の昼間っから買い物に行く話とか、そういう系。
多分これカップリングOKの話だったら最終日が結婚式的なものになったと思います(笑)
あと消滅のシーンで、使わなかった令呪を思い出して、
「令呪を持って命ずる――旦那、またね」
と命令というかただ願いをかけてお別れっていうのを考えてました。
令呪も万能じゃないのを知っていてそれでも願ってみたかった、って話。
結局書かなかったけども。

遠坂姉妹の令呪は模様は違いますが二つで一つです。
礼呪の模様は魔術回路の形らしいので、二人なら別々の模様になると思って柄は違います。
が、片方が一画使えばもう片方も一画減る、と、連動した令呪という変則契約になっている、なんて裏設定がありました。
理由はジャンヌも述べてますがバグです(笑)

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