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リコリスと日々

日記用ブログです。ネタバレなどは発売日から解禁中。

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結局最後だけ書いたパラレルメモ

以前ブログにメモしたFate/Zeroの変な捏造パラレルをちょっとだけ書いてみた。

・冬木の地に何か悪いものが襲ってくるという予言(※まだあんまり詳しく考えてないだけ)
→街を守るためには、とある七冊の魔道書を持っている魔術師を集める
→彼らにサーヴァントを呼んでもらって(本に呼び方が書いてある)街を守ってもらう
というRPG仕様パラレル。中2仕様ともいう。

・マスターとサーヴァントの組み合わせは原作通り、ただし彼らを取り巻く環境は結構違ったりする=大幅改編あり(詳しくは2/11のメモ書き参照)

※そんなわけでちゃんと信頼関係があるランサー陣営の話
※ただし途中で力尽きたのでプロト版
※ソラウ様いないですごめんなさい……

ただのメモとか自分の書きたい言葉の吐き出しみたいな感じで短いですが、興味持っていただけたら続きからどうぞ。


その空気には、世紀末という言葉がよく似合うと思った。
勿論自分がそれを見たことはないし、世紀は終わることなく廻り今日まで続いている。
しかし言葉が持つ退廃的な雰囲気は、破滅の運命を抱えたこの場所にはぴったりだった。

「もうすぐ予言の時間ですね」

月だけが浮かぶ夜空の色は深くて暗い。
予め読まれた滅びは、この街が日付を越える時に訪れるとされていた。
俺は時計を持たないから感覚的にそう言ってみたのだけれど、主が懐中時計を開けて「そうだな」と肯定を返したので、俺の体内時計はなかなかどうして正確らしい。

(中略)

カチリと時計の音がした。遠い地で教会の鐘が鳴る時間だ。
途端に夜の空気が変わった。もうここは平穏な冬木の地ではない。終焉が全てを飲み込もうとやってくる。
そして俺たちはこの街を守るのだ。英雄、と呼ぶにはあまりにも強制的な運命が故に。
しかしそれが嫌だとは思わなかった。
少なくとも、信頼する我が主が、その運命を是とする限り。

「背中は任せたぞ、ランサー」
「了解した、我が主」

やがて昇る朝日が再びこの冬木の街を照らせるように。
押し寄せる闇に、俺は槍を握り直した。

 



ここまで書いて力尽きた。輪郭だけにも程がある。
(中略)のところはもう少し何かやりとりを詰めたいんだけど、いい感じに埋められなかったので誤魔化した。ごめんなさい……。
ぶっちゃけ最後のやりとりが書きたかっただけである。
捏造が過ぎてどうしようもない。

本当はタイトルも考えていたんだけど、内容書いてみたら結構離れてる気がしたのでつけなかった。

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