リコリスと日々
日記用ブログです。ネタバレなどは発売日から解禁中。
ヘタリアとか世界史とかアニメとか小話とか
- 2011/05/09 (Mon)
- 雑記 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
ヘタリアとか世界史とか楽しかったですー。
オーストリア史もっとちゃんとやりたいなーと思った。
ただ年内にもしかしたら詳しく習う機会が持てるかもしれないのでそれに期待。
あとハプスブルク複雑だなーと改めて思いました。
今北欧史読んでるけど、読み終わったらハプスブルク史読もうかなあ。
ヘタリア方面は色々な可能性を発見しました!
実に楽しかったです!
あっ関係ないけど北欧史は二次創作でたまに見るキール条約までようやく!きました!遅い!(笑)
ノルウェーがスウェーデンに帰属って書いてあったけど何で帰属なんだろ……併合ではなく帰属とな……。
元の王家が一緒とかだっただっけか。北欧の始まり複雑すぎて忘れたので読みなおさねば……。
ていうか北欧でひとくくりにされてるから、国があっちいったりこっちいったりで通史的に頭に入らない^^;
今日初めて青のエクソシストをリアルタイムで見ました。
しえみちゃん可愛いなー。初めから塾にいるんだと思ってたんで、前回の録画見て「あれ?」と思ったんですが、こういうことだったのか。
でもこういっちゃなんだけど、漫画版の方が女の子可愛い気がするんだ……。
そういえば前回のラスト、弟と寮の部屋が同じでしかもこの寮兄弟二人ぼっちだよ!というのを見て、「ああだからこの間同人誌の通販サイト見に行ったら弟×兄のやつが結構あったのか……」と納得しました。
因みに私はこの作品に関しては特にカップリングなく見てます。
女の子可愛いよメフィストさんは変人なのが通常運転だよって感じで見てます。
メフィストの声神谷さんだと聞いて、どんな感じかなーと思ってたんですがいいですね!
私的には合ってます!
原作ほしいなあどうしようかな……。
そういえば青のエクソシストの原型?って、
「茶道か華道の家元の娘が悪魔に狙われてて、それをエクソシストになった悪魔(なんか女の子とつながりがあったと思うんだけど詳細忘れた)が助けてくれる」
って話でしたっけ。
昔ジャンプでそんな読み切りを読んだ覚えがあります。
その時も「この漫画家さんの書く女の子可愛いわー!」と思っていた記憶があります^^^^
すごくしえみちゃんっぽい感じだったと思う。
エクソシストになった悪魔の元の姿(悪魔の姿)が、青の~にいるクロだっけ?あの猫みたいな子に似てたような。
いつだったかのSQに乗ってた、燐がクロとすき焼きのことで喧嘩する話がすごく好き。
続きからメモ書きっぽいAPH小話!
※不憫と貴族の話(×かどうかは微妙)
※歴史とかは関係ないです
※人名呼び
※パラレル
屋敷の中には誰の姿も見えず、普段から広いと思っていた空間は更に広く感じられた。
たった一つだけ明かりのついた部屋のドアを開ける。
がらんとした部屋に、あいつが一人で座っていた。
三人掛けのソファの少し右寄りに、何をするでもなく座っている。
「ローデリヒ」
まだここにいたことに少しほっとしながら声をかける。
少しけだるそうに、それでも気品を失わない眼差しで彼は振り返った。
「あまり床を汚さないでくださいね。もう私のものではないのですから」
その言葉に近づく足取りが重くなる。彼がそこにいたことで失われていた実感が戻ってきた。
そうだ、ここはもう彼の家ではない。
ここが彼の家だったのは昨日までの話。斜陽を迎えた貴族の最後の一人は、明日の暮らしを繋ぐために、遂に歴史ある屋敷まで手放すことになったのだから。
「まだここにいられるんだな」
家も、家財も、全てを手放して。
何処か遠い地に行くと言う彼が、まだここに居てくれたことが純粋に嬉しくて、そしてまだここに居続けてくれると思いたくて、そう口にしていた。
しかし彼は顔色一つ変えずに首を横に振った。
「言ったでしょう。明日までだと」
「それでも俺にとっては『まだ』だ」
時計の針が二周する、たったそれだけの時間は、何千倍もの時間を重ねた相手を見送るための猶予としては短いかもしれない。
だけど、たった二十四時間だとしても、別れが遠くなるのは嬉しかった。
視界の隅に年季の入ったトランクが映る。
まとめた荷物なのだろう。引っ越すにしては少なすぎるけれど、ひとつのものを長く使い、余計なものを持ちたがらない彼らしいとも言えた。
壁にぽつねんと寄り添うそれが思い知らせる避けられない別れを、それでも黙殺して俺は目の前の景色に目を向けた。
「明日駅まで俺も行く。あと他の奴らも呼んでくるから」
「……結構です」
「だってお前、一人で行かせたら道に迷うだろ」
「大丈夫です」
無理やり笑って、無理に軽口を叩く。
そうでもしないと周りの調度品が放つ威圧感と沈黙の重さにつぶされてしまいそうだった。
「エリザがケーキ焼くってよ。あいつのトルテ、お前も好きだったよな」
「そうですか。気を遣わなくて結構ですと、昔から言っているんですけどね」
「遣わせてやれよ。長い付き合いだろ」
そうですね、と呟いた横顔は見慣れたそれに近く見えて変な安堵を覚える。
「あなたもいかがですか」
ローデリヒは思い出したようにテーブルの上の菓子入れを差し出してきた。
金の包装紙にくるまれたチョコレートだった。
ひとつ摘まんで、菓子入れを返す。蓋は閉めずに「お前も食えよ」と自分のものでもないのに勧めた。
「甘えな」
「昔あなたが勧めたものですよ」
「俺そんなことしたっけか」
「しましたよ」
一つ、二つと包み紙を解いていく。
どうにも重たい沈黙も、続いてしまえば何だか居心地良く思えてきた。
開いてのばされた包み紙が山になって、菓子入れが空になるまで、ぽつりぽつりと昔話と今の話をした。未来は見ないふりをした。
そうして装飾のついた箱が空になった時、ローデリヒはやっと泣いてくれた。
それを見てやっと、ああ本当にこいつは行ってしまうんだなと思った。
没落貴族とその友達。
別にハプスブルクとか歴史とかは関係ないよと言っておく。時代考証とか全然してないし!
ただ歴史を切り離したところでローデリヒ=貴族のイメージだったのでこうなった。
もっともハプスブルクの歴史をベースにした部分もあるキャラだから仕方ないのかもしれないですね。
そういう意味じゃ関係なくはないのかもしれないけど、この話自体には関係ないよ!
イメージ元はkalafinaの「intermezzo」だと言っておく。
ただintermezzoってイタリア語っぽいよね、語感が。※調べてない
mezzoってイタリア語なかったけか……。
この記事へのコメント