リコリスと日々
日記用ブログです。ネタバレなどは発売日から解禁中。
重言について
- 2011/02/14 (Mon)
- 雑記 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
ジャンプ感想で触れた、「『あらかじめ予習』って意味被ってないか?」について、ちょっと調べてみました。
まず、ヤフー辞書で意味を調べると、
・予習→前もって学習すること。
・前もって(前以て)→あらかじめ。かねてから。
・あらかじめ(予め)→物事の始まる前に、ある事をしておくさま。前もって。
(以上引用)
と出ます。
つまり、
前もって=あらかじめ
なので、予習は「あらかじめ学習すること」になり、その語の意味それ自体に「予め」を含んでいます。
そうすると「前もって予習」も間違いですね。すみません。
この辞書の定義で考えると、「あらかじめ予習」はやはり意味が重複した言い回しであると考えられるわけです。
しかし、検索エンジン(今回使ったのはヤフーとグーグル)に「あらかじめ 予習」と「あらかじめ予習」というキーワードで検索すると、11万8000件ヒットします。
※ただし、「あらかじめ」と「予習」を別々にひっかけているものもあります。
例)「あらかじめ読んでおいた方がいいでしょう。予習しておけば~」のような文章
これらを含めての件数なので、「あらかじめ予習」という言い回しの直接的な数ではありません。
大学や公的機関のページも引っかかるので、この言い回しは私が思ったのと違って普通にあると言っていいのかもしれません。
西尾さんごめんなさい。
蝶ヶ崎くんもごめんなさい。
それでタイトルの「重言」の話です。
ウィキペディアの定義だと、「同じ意味の言葉を二回重ねたもの」だそうです。
今回の「予め予習」とか、あと同じく感想で言っていた「未だ未熟」とかですね。
他には「馬から落馬」「頭痛が痛い」「後から後悔」とかそういうものがあるようです。
重言をまとめたページというものがありまして、そちらのページに色々乗っていました。
予習はなかったけど、「予め予定」っていうのはありましたね。
確かに字にしたら被ってる。
で、その重言についてですが、必ず間違いであるかというと、そうではないようです。
たとえば「歌を歌う」。これも重言です。字、被ってますもんね。
でも普段から使われています。
こういった、既に定型句として一般的になっている重言もあります。
今回の「あらかじめ予習する」も、それなのかな。
ただし、先に述べた「まだ未熟」について、質問をしている方がいらっしゃるページがあったのですが、そこでは意見が分かれていました。
気になる方と気にならない方、両方いらっしゃるようです。
こういう「気になる」言葉は、漢字にするから気になるものであって、平仮名だったら気にならないことが多いようです。
普段、「予め」とか「未だ」って漢字で使いませんもんね。それはよくわかります。
話し言葉では気にならないけれど書き言葉では気になる。そういった意見を挙げてる方がいらっしゃったのですが、納得です。
字に起こすから気になりやすいんですよね。
結論:
・「あらかじめ予習」という言い回しは重言の類であると考えられるが、重言が必ずしも間違いではない。
・一般的に使われている重言もある。
・気になるorならないは個人差がある。
特に参考にさせていただいた、重言まとめのページ
www5a.biglobe.ne.jp/~minnami/link26.html
(スラッシュ以下のアドレスです。閲覧の際はスラッシュまでをつけて飛んで下さい)
何だか少し日本語に詳しくなった気がします。
調べてみると面白いですね。
そして一部の文体がレポートっぽい……。
レポートじゃないですよ!ただの戯言だよ!
まず、ヤフー辞書で意味を調べると、
・予習→前もって学習すること。
・前もって(前以て)→あらかじめ。かねてから。
・あらかじめ(予め)→物事の始まる前に、ある事をしておくさま。前もって。
(以上引用)
と出ます。
つまり、
前もって=あらかじめ
なので、予習は「あらかじめ学習すること」になり、その語の意味それ自体に「予め」を含んでいます。
そうすると「前もって予習」も間違いですね。すみません。
この辞書の定義で考えると、「あらかじめ予習」はやはり意味が重複した言い回しであると考えられるわけです。
しかし、検索エンジン(今回使ったのはヤフーとグーグル)に「あらかじめ 予習」と「あらかじめ予習」というキーワードで検索すると、11万8000件ヒットします。
※ただし、「あらかじめ」と「予習」を別々にひっかけているものもあります。
例)「あらかじめ読んでおいた方がいいでしょう。予習しておけば~」のような文章
これらを含めての件数なので、「あらかじめ予習」という言い回しの直接的な数ではありません。
大学や公的機関のページも引っかかるので、この言い回しは私が思ったのと違って普通にあると言っていいのかもしれません。
西尾さんごめんなさい。
蝶ヶ崎くんもごめんなさい。
それでタイトルの「重言」の話です。
ウィキペディアの定義だと、「同じ意味の言葉を二回重ねたもの」だそうです。
今回の「予め予習」とか、あと同じく感想で言っていた「未だ未熟」とかですね。
他には「馬から落馬」「頭痛が痛い」「後から後悔」とかそういうものがあるようです。
重言をまとめたページというものがありまして、そちらのページに色々乗っていました。
予習はなかったけど、「予め予定」っていうのはありましたね。
確かに字にしたら被ってる。
で、その重言についてですが、必ず間違いであるかというと、そうではないようです。
たとえば「歌を歌う」。これも重言です。字、被ってますもんね。
でも普段から使われています。
こういった、既に定型句として一般的になっている重言もあります。
今回の「あらかじめ予習する」も、それなのかな。
ただし、先に述べた「まだ未熟」について、質問をしている方がいらっしゃるページがあったのですが、そこでは意見が分かれていました。
気になる方と気にならない方、両方いらっしゃるようです。
こういう「気になる」言葉は、漢字にするから気になるものであって、平仮名だったら気にならないことが多いようです。
普段、「予め」とか「未だ」って漢字で使いませんもんね。それはよくわかります。
話し言葉では気にならないけれど書き言葉では気になる。そういった意見を挙げてる方がいらっしゃったのですが、納得です。
字に起こすから気になりやすいんですよね。
結論:
・「あらかじめ予習」という言い回しは重言の類であると考えられるが、重言が必ずしも間違いではない。
・一般的に使われている重言もある。
・気になるorならないは個人差がある。
特に参考にさせていただいた、重言まとめのページ
www5a.biglobe.ne.jp/~minnami/link26.html
(スラッシュ以下のアドレスです。閲覧の際はスラッシュまでをつけて飛んで下さい)
何だか少し日本語に詳しくなった気がします。
調べてみると面白いですね。
そして一部の文体がレポートっぽい……。
レポートじゃないですよ!ただの戯言だよ!
PR
この記事へのコメント