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リコリスと日々

日記用ブログです。ネタバレなどは発売日から解禁中。

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BASARA劇場版

観てきたのでその感想!
カオスです!

劇場はめっちゃ混んでました。上映館少ないからかな……。
並んでる時に薄い本読んでいるお姉さんが前の方にいて、やめてえええええ!!!とものすごく思いました。最初パンフレットかと思ってたけど良く見たら違ったっていうね……。

一緒に来てくださった某さん(勝手にお名前出していいかわからないのでとりあえずこの表記で)ありがとうございました!楽しかったです!

まあとにかく感想です。

よくも悪くも「わけがわからないよ」な映画だと思いました。

◆個人的に良くなかった点

何か時間以上に長く感じました。テンポが悪いというか、エピソードの繋がりがよくわからなかったりするのが若干あったからかと。

あと、これゲームやってない人にはわからんだろっていうのが多かったかなー。
いや、ゲームが原作だから仕方ないかとは思いますが、アニメ見て映画面白そう!って見に来た人はゲームの方もチェックしてるんだろうか。
アニメ本編に出てたキャラは、アニメ見てね!でいいかと思いますが、金吾天海刑部辺りが初見じゃ立ち位置がよくわからんと思う……。
天海=多分明智はお察し下さいって感じではあるので、何故天海が信長召喚したかったかは1期見ておけば察することは可能だとは思います(ただ劇場版だけ見たらよくわからないだろう)
だけど、刑部が何で天海側についてたのかが劇場版だけだとよくわからないです。
ゲーム公式サイトでも見て、あのキャラ設定を把握しとけばいいんだろうけどね。
とりあえず悪役の目的がわかりづらい部分があったかなと。
あと、同じくゲームの関係性を踏まえてないと、三成と吉継の関係もわけがわからんし、最後辺りの「お前はもう苦しまなくていい」的な台詞の意味がいまいちわからない気がする。
あれって、ゲームでの設定として『不遇だった、周囲に受け入れられなかった』(※要約)となっていることも受けての台詞……だよね?
少なくとも私はそう解釈しました。だとするとやっぱり映画、アニメだけじゃわからないかなあと。

それと、三成の『天下』の定義がよくわからない。
最後の戦いで信長に対して「秀吉様が統べようとした天下を消滅させるのは許さない」(※要約)と言ってたけど、ぶっちゃけお前も市井の民容赦なく攻撃してただろwwwと思ったのですが……。
秀吉が統べようとした天下=日本という国だと思うのですが、国=国民ではないだろうか……。
その考えがずれてるからわからないのかな……。
三成にとっての天下=自分に賛同する、或いは反旗を翻さない人々の国とするとまあ納得できる。

それからオクラお前何で来たwww
唐突に現れて何をするでもなくエンディングまで行ったよね……。
登場があんまりにも唐突過ぎたので、どっかで実はまだ生きてるよ描写をぼんやり入れて欲しかったかなあ。
それこそ全国に揺らぎが出た頃とかね。
でもぶっちゃけオクラが出たのはファンサービスだろって思ってるごめんwww

あと魔王がチートすぎる何とかしろwww
これは別に悪いところではないな……通常運転だ。

◆個人的に良かったところ

全体的に意味不明なBASARAテイストがよく現れていて良かったです(笑)
何処からつっこんだらいいのかわからん!

三成がただの悪い奴で終わらなかったのは良かったなー。
お市ちゃんにも、救いのようなものがあって良かった。

そして今回株がうなぎ上りなのがあの人ですよ、吉継!
うわああああちょ、おま、いい奴やんなああああああ!!!!(´;ω;`)
折角出てきてるんだから悪い方ばっかりじゃなくて良い方で仕事しろよとか思ってごめんね!十二分に働いたよっていうかいい奴やんなあああああ!!!!!!
三成もね、こんないい友達が居てよかったじゃないか!二人ともちゃんと友達いるじゃないか!

吉継についてはこの機に書きたいことがあるので、あとでちょっと書きます。


◆突っ込み

全体的に突っ込みどころが多すぎてもうどうしたらいいかわからない(笑)

とりあえず、関ヶ原で筆頭が三成を空に張り付けるあれはどうしてああなったってレベルです。
もう物理法則が迷子だよ……あの意味不明さは三成が怒っていいレベル。
幸村は幸村で家一軒壊したし。
あとナレーションで「全国行脚を~」って言ってる所の映像が『忠勝に乗って空を飛ぶ家康』と『カラクリで海を渡る(?)元親』で、行脚ってそういうものじゃないと思うんだ!って感じでしたし。

そして出だし!三成のシーンはともかくとして、タイトルのあとがすごく出オチです本当にありがとうございます。
誰かと思ったら最上さんかいwww

オクラはオクラでまた変なもの作ってるし……何処で作ったんだよそんなの……
「関ヶ原の駒のみなさん!」的な台詞は噴きそうになったわ^^ていうか某過負荷な副会長思い出したwwwモブキャラのみなさん!ていうあれね^^
そして出てきたはいいがラスボスとは戦わず、どっか遠い場所で元親とドンパチやってるっていう……どうやって海に行ったんだよ……美濃国=岐阜は内陸じゃないか……
でも最後の方のシーンのオクラは普通に美形っていうか美人さんだったwww

何か家康側についてたにもかかわらず、元親が仕事してない感があるのはどうしてだろう……。

金吾さんはいくら天海に言われたからって(勿論冗談だけども)関ヶ原の中心で鍋を作るなwww
その後のシリアスなシーンでも、背景にダイコンがちらちら入って気になって仕方なかったじゃないか!

天海vsお市ちゃんについてはなんというか……天海の台詞回しどうにかしてくれ。
何というかすごく変人っていうか台詞だけ見たら変態です……
しかしそれが逆に怖かったです……

途中がただのホラー映画になってたのは突っ込んだら負けなんだよね?

突っ込みどころは多分まだまだ在る筈ですが、覚えている範囲ではここまで。
何か思い出したら書き足すかもしれません。





以下吉継の話。否定的な話も入ってくるので注意。



◆BASARAに対して思うところ

今まで日記でも書いてきたけど、正直BASARAに思うところがないわけでもないです。(これはどうなのっていう設定とか)
とりわけBASARA3はそれがすごく強かったのですが、その殆どが吉継に関することでした。

私自身が史実の大谷吉継(以下吉継公)に対して、逸話やいくつかの歴史書の記述などからプラスの印象を持っていて、良い方だと認識していたこと、また人格者というか、本当に義の人なんだなーと思って、極端に言ってしまうと尊敬していたことから、BASARAの設定というのはどうにも受け入れられなかったわけです。
※ただ吉継公への認識も、あくまで私が読んだ書籍に基づくものです。ぶっちゃけて言えばただの一方的な思い込み。

そういうわけで、そもそもゲーム自体やるのをやめようかと考えていたのですが、他の部分でやっぱり気になることがあったのでゲームは買いました。

ゲームを進めて、BASARAの吉継(以下刑部)のキャラクター像がようやっと見えてきて、なにも悪いだけの奴ではないということは理解しました。
というかなんだかんだいって友達思いで(本人気付いてないけど)いいところもあるんだろうな、と思ってます。そういう部分は好きです。
ただ、やっぱり史実を下敷きとしたキャラクターとしてはなかなか受け入れがたいな、と思います。
正直オリジナルキャラで作ってくれればこっちも気持ちがまだ楽だったのに……と度々思うことが。
あと病の設定は別になくてもよかったんじゃね……と思わなくもない……。

ゲーム内での発言も不穏なものがちらほらあって、あれはいやだなーと毎度思います(ただこれって刑部だけじゃなくて他のキャラも同様です)

でも何だかんだ言って、三成の友人的な何かとしての刑部は別に嫌いじゃないので、好きなところもあるんだけどキャラクターとしては受け入れがたい、というのをずっと続けていました。

だからゲームの感想でも刑部の話をここに書いたことはなかった筈です。
好きだというには受容しきれてなくて、なんとも言えなかったので、あえて触れない方向で行きました。

今も、史実の吉継公を下敷きにしたキャラクター造形としては受け入れられないです。
だけど、映画見て刑部いい奴だなーと改めて思いましたし、ひとつのオリジナルキャラクターとしての形と思うと、『一見非道だけど友達思いだった』という性格付けは許せるかもしれません。(でも不穏な発言とかはやめてね)

以前あるサイト様で、『史実の吉継公を下敷きとしたキャラクターとして見ると確かにあれだけど、ただのキャラクター(下敷きとかなしの)としてなら結局はいい奴』(※要約)という話を管理人さんが書いてらしたのですが、私もやっとそんな結論にたどりつけそうです。

全面肯定はできないけど、少しは受け入れられるのかなあと。

ということで今回映画の感想で触れてみました。
映画の刑部は最後いい奴だったよ!!!


以上感想+αです。

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